庭の木を伐採したあと、残った「切り株や根っこ」の処理に困っていませんか?
「そのまま放置しているとハチやシロアリの巣になりそう」「新しい庭に変えたいから根から抜き取りたい」というご相談は非常に多いです。
しかし、木の根は地中深く・広く張り巡らされているため、スコップで掘るだけでは途方もない労力がかかります。
今回は、プロも現場で実践している三脚とチェーンブロックを使った効率的な抜根作業の流れと、DIYで行う際のポイント・注意点を分かりやすく解説します!
抜根(ばっこん)とは?放置するリスク
抜根とは、樹木を伐採した後に地中に残った「根」を根こそぎ引き抜く作業のことです。
切り株をそのまま放置しておくと、以下のようなリスクが生じます。
シロアリや害虫の発生源になる(枯れ木や腐った根はシロアリの大好物です)
ひこばえ(新しい芽)が生えて復活する
躓きや怪我の原因になる
地中で根が腐り、将来的に地面が陥没する
安全で快適なお庭を保つためには、伐採だけでなく「抜根」までしっかり行うことが大切です。
人力+機械力!安全に抜根を行うためのツール
太い根を持つ樹木を引き抜くには、単なる腕力だけでは限界があります。今回ご紹介する現場では、以下の道具を組み合わせて作業を行いました。
単管パイプの三脚:上部から強い引き揚げ力をかけるための土台
チェーンブロック/手動ウインチ:少ない力で何トンもの引き揚げ力を生み出す機具
玉掛け用スリングベルト・チェーン:幹や根にしっかり巻き付けて固定する帯
ノコギリ・根切り斧:地中に張った頑丈な側根を切断する道具
スコップ:周囲の土を掘り起こす基本道具
プロが実践する抜根作業の4ステップ
1. 周囲の土を掘り起こし、根を露出させる
いきなり引き抜こうとせず、まずは切り株の周囲をスコップで広く深く掘っていきます。根の張り具合を確認しながら、作業スペースを確保します。
2. 張り巡らされた「側根」を切断する
太いメインの根(主根)から横に伸びている根(側根)を、ノコギリや根切り斧でバシバシ切断していきます。この「横の張りを切る」作業を行うことで、引き揚げる際の抵抗が劇的に減ります。
【作業写真の差し込み位置:引き抜いた根の裏側・全体の写真を配置】
3. 三脚とチェーンブロックをセットして引き揚げる
切り株の真上に単管パイプで三脚を組み、チェーンブロックを設置します。幹の根元にスリングベルトとチェーンをしっかり巻き付け、ゆっくりと巻き上げていきます。
ポイント:一気に引き揚げようとせず、テンションを掛けながら「まだ繋がっている根」を少しずつ切り進めるのがコツです。
4. 根を引き抜き、整地する
完全に根が持ち上がったら地表へ引っ張り出し、穴に土を埋め戻してしっかり踏み固めます。
DIYで抜根作業を行う際の注意点
三脚や重機を使えばDIYでも抜根は可能ですが、以下のリスクには十分注意してください。
埋設管(水道管・ガス管)の破損:地中深くを掘る際、配管を傷つける危険があります。
器具の転倒・ワイヤー切れ:負荷がかかりすぎると三脚が倒れたり、チェーンが外れて大怪我につながる恐れがあります。
処分・運搬の大変さ:掘り起こした巨大な根は、土を綺麗に落とさないと自治体のごみ収集に出せないケースがほとんどです。
まとめ:手に負えない抜根はプロへの相談が安心!
幹の太さが10cmを超えるものや、狭い場所・構造物の近くにある切り株の抜根は、専門器具とノウハウを持つプロに任せるのが一番安全で確実です。
当店では、庭木の剪定・伐採から、今回のような本格的な抜根作業まで一貫して承っております。
「庭の切り株を処分したい」「見積もりだけ欲しい」という方も、まずはお気軽にご相談ください!